MAL. Philosophy

MAL. Philosophy

MAL.という名前は、日本語の「丸(まる)」に由来しています。

誰かの評価や流行を追いかけるのではなく、自分の感性に従って選ぶこと。その選択を尊重し合えるとき、世界はもっとまるく、しなやかになると信じています。

その考えを最も体現できるのがアートでした。アートは「性能」や「効率」とは関係なく、直感的に「いい」と思える存在です。そして私たちはそこに、詩を添えています。ポエムは解釈の余白を生み出し、作品を自分だけの意味と愛着で満たす小さな入り口になります。

最初のプロダクトに選んだのは、スマートフォンケース。

一日に何度も手にする道具であり、常に身近にある存在だからこそ、アートを持ち歩くキャンバスとして最適だと考えました。ケースを通して「自分の美意識を日常に溶け込ませる」体験を届けたいのです。

MAL.の作品は、最新のテクノロジーを道具として活用しながらも、ひとつひとつ試行錯誤を重ねて形になっています。色彩や余白、バランスを無数に組み替え、「これだ」と思える瞬間にたどり着くまで手を動かし続ける。その過程こそがアートであり、MAL.の核だと考えています。

そして、未来に向けて。

プロダクトはケースにとどまらず、日常のさまざまな場面へと広げていきます。さらに、モノだけでなく「空間」そのものに展開したいと考えています。リアルな場を通じて、MAL.の世界観を多くのMAL.な人たちとより深く共感できるようにすることが次の目標です。

「誰かの“いいね”ではなく、自分の審美眼を信じて選ぶ」

MAL.は、その小さな誇りを持てる瞬間を届けるために存在しています。